スピリチュアル系の人たちの話を聞いていると
ソウルメイトやツインレイなんて言葉がよく出てくる。
調べてみたらこの世に存在するたった一人の運命の相手だとか。
だとしたらHは間違いなく僕の運命の人です。
これまでお付き合いしてきた人は何人もいましたが
その出会いはすべてHに会うために必要な通過点だったと思うほど
Hのことは心から愛していました。
もちろん、その愛は彼女がいなくなっても変わっていません。
ちょっと気になってツインレイの定義を調べてみたんですが、Hはほとんど当てはまる。
じゃあそういうことなのかなって思うんですが、
あれって結局自分の気持ち次第なような気もします。
まだ経験が少ない若い子なんて、彼女や彼氏ができたら誰もが運命の人って思うでしょうし。
正直、Hがツインレイであってほしいとか思っていません。
ツインレイだろうがなんだろうが、彼女への愛は変わらないです。
僕が思うに一緒にいた時間は関係ない。
大事なのはどれだけ愛せたか、だと思います。
よく彼氏がいない人や旦那の愚痴を言っている人が口にしているのは
「愛されたいけど愛されない」
これです。
そして
「○○してくれない」
僕はこれ間違ってると思ってるんですね。
なぜかというと、本当に相手を愛していたら何かを求めるなんてことはしないからです。
愛されたいから愛するのか?
愛されなかったらこちらも愛さないのか?
そもそも愛するって何よ?
これを問うとあまり明確に答える人はいません。
もちろん無償の、見返りのない想いと答える人はいます。
でも頭でわかっていても、実際にはできないんですね
これができないから3組に1組は離婚しているという現状。
再婚しても結局また離婚していますことも。
僕も再婚してたらどうなっていたのか。
でもHと一緒にいて一つだけ自分に誓っていたことがあります。
それは相手を変えようとしないことです。
実はHとは職場での出会いだったんですが
存在は認識しつつもほとんど交流がないまま1年程経っていました。
僕が入社した時はすでにHがいて、その時は僕にも別に彼女がいたんですね。
でも見かける度にどこか気になる。
なぜか目で追ってしまっていたのがHでした。
でも全然好みのタイプじゃなかったんです。むしろ真逆?(笑)
なのにずっと何か引っかかってて、ずっと話してみたいと思っていました。
やがて仲良くなって、付き合うようになって
ずっと一緒にいたいと思った時、そのままの彼女を愛そうと思いました。
Hが幸せを感じてくれることならなんでもしようと思いました。
不思議とHのことを想うと自然と涙が溢れてくるんです。
彼女も同じことを言っていました。
実は今でもそれが変わらないんですね。
こんなことは生まれて初めてです。
だから彼女に対しできることはなんでもしてあげたかったんです。
例えば
ご飯を作ってあげたり
マッサージをしてあげたり
ドライヤーをかけてあげたり
腕枕してあげたり。
今までこんなことをしたことなかったのに
相手のことをここまで想えるようになったのは
きっと僕の魂が喜んでいるんだと思いました。
Hのことをツインレイだと思うのは
ここまで愛した人とこんなに早く別れることになったからです。
本来の寿命から言えば、きっと僕が先に死ぬんだろう、
そう思ってました。
自分が死ぬ時、彼女に幸せだった?と聞いて
幸せだったと言ってもらうことが僕の目標でした。
なぜこんな辛い思いをしなければならないのか?
それはきっと、この気持ちを知ることが
僕の魂の成長に必要なことだったんだと思います。
辛いを思いをして自ら命を絶ってしまう人もいますよね。
でも僕は後を追うなんてことは考えませんでした。
なぜなら彼女が生前気にかけていた彼女の両親のことがあったからです。
少し離れた所に住んでいますが、たまに遊びに行ったりしています。
また父の日や母の日、誕生日プレゼントなど彼女の代わりに送っています。
また暗く落ち込んでいつまでも沈んでいる姿を見たら
きっと彼女はがっかりしてしまうと思います。
彼女が役割を終えたからあの世に戻っていったんなら
僕の役割は残りの人生で今より幸せになることです。
その時にまた誰かを愛するのかはわかりません。
でも寂しくはないので、無理に見つけようとも思っていません。
彼女がいない未来を嘆く悲しみより
彼女と愛し合えた幸せの方が大きいのです。
なので今でも彼女を想うと涙が溢れてきます。
唯一良かったのは、彼女にこんな辛い思いをさせなくて良かった。
きっと耐えきれなかったんじゃないかと思います。
残りの人生で言うと40年くらいあったはずですが
一緒に歳を取っていけなかったことは残念です。
でもその分、本当の愛を知ることができました。
そう思うときっとHは僕にとってのツインレイなんだと思います。
ではまた。