シングルファーザーは辛い?実は悪いことばかりじゃない!

子供

この記事はシングルファーザーになるかもしれない方に向けて書いています。

今後自分一人で子供を育てることになるかもしれない…

そう考えると色んな不安がよぎるでしょう。

目の前の家事育児のことはもちろんありますが、これから子供の成長も考えると不安と楽しみが混在していると思います。

ですが親はもう自分一人と考えると不思議と力が湧いてくるものです。この子を守ってやれるのは俺しかいないんだと思うと、今までとは違った責任感が出てきます。

僕自身も24歳でシングルファーザーになりましたが、結果的に見れば辛いこと以上に良かったことの方が多かったです。今回はシングルファーザーの辛さ・良さを書いてみたのでぜひ読んでみてください。

自己紹介

1978年生まれ。趣味はサーフィン。

24歳で2歳前の娘を引き取りシングルファーザーに。離婚の原因は元嫁の不倫。職場に出入りする業者の男とデキて娘を置いて出ていく。というより僕が娘を連れて実家に戻り実家の協力を得てシングルファーザー生活をスタートさせる。

現在娘も成人し彼氏と同棲中。子育てから解放されて自分の時間を取り戻したため、同じシングルファーザーを応援したいと思ってブログを立ち上げる。

シングルファーザーになって辛かったこと

僕は実家に戻れたのでこのすべてが当てはまるわけではありませんでしたが、ワンオペの場合を加味すると以下のことは大変だと思います。

周りに相談相手がいない

シングルファーザーの世帯数は18.7万とのことですが、周りに同じシングルファーザーがいませんでした。当時はSNSもなかったので、他のシングルファーザーとの交流などもありませんでした。

子供の送迎

僕の仕事が19時までだったので保育園の迎えは実家の母にお願いしていました。お迎えがなかったら夜間保育などを使うことになりますが、もし残業がある会社なら配置換えや時短などをお願いし、最悪転職が必要になります。

娘の体のこと

成長するにつれて初潮のことや下着など男とは体が変わってきますよね。男親には分からないことなので、デリケートなことについては母親にお願いしていました。娘もおばあちゃんの方が相談しやすかったんだと思います。

自分の時間

小学校に入って友達と遊ぶようになるまでは休日ずっと一緒でした。たまに親が買い物に連れていってくれた時はわずかな自由時間でしたね。ちなみに休日は地元の動物園や水族館、遊園地などに定期的に行ったり、天気が良ければ犬を連れて公園に行ったりしてました。

ワンオペで収入ダウンも

収入は夫婦共働きだった場合は明らかにダウンします。また子供を中心にすると時間が限られ、昇進や昇給するような仕事がセーブされてしまいます。

掃除やご飯作りなどは作業ですから、いずれ慣れて効率よくできるようになると思います。しかし上記のことは子供の年齢次第ではどうにもならないので、この辺りの苦労は覚悟が必要ですね。

元嫁からの養育費や面会はどうしたか?

僕の場合、離婚の時元嫁と養育費の話はしませんでした。

その理由は二つあり、早く円満に離婚したかったのと、娘に会わせたくなかったからです。

離婚後は1度面会させただけでその後元嫁は娘に会っていません。会わせてほしいとも言ってこなかったので、元嫁にとって娘はそこまでの存在じゃなかったのかもしれません。

ちなみに会わせたくなかった理由は、離婚した時娘は1歳と8ヵ月でまだ物心もついていませんでした。それならばこのまま母親の記憶が残らない方が後々寂しさを感じないのではと思いました。

しかし、そんな心配もどのふく風。実家に戻ってからの娘は子供ながらに空気を読んだのか、母親がいないことに対しまったくのノーリアクションでした(笑)

娘が思春期になった時は悩ませてしまったのかも

娘は不思議と小さい頃から割と落ち着いている子でした。初めて保育園に登園した時もまったく泣くことはなかったですし、予防接種などの注射でも一度も泣いたことはありませんでした。

また小学校1年生の時、大阪にいる妹がUSJに招待したいとなり、一人で大阪行きの飛行機に乗せたこともありました。もちろん行きも帰りも一人きりで飛行機に乗りましたが、どちらもケロっと降りてきたのはびっくりでした(笑)

そんな娘ですが、さすがに小学校くらいになると友達から「なんでお母さんいないの?」と言われ気が付いたようでした。その時僕ではなく、おばあちゃんの方に聞いていたので、気を使わせてしまってたんだと思います。

シングルファーザーになって良かったこと

娘には申し訳ないと思いつつも、シングルファーザーになったことで僕にはたくさんのメリットがありました。

ストレスがなくなった

離婚前は夫婦仲が完全に冷めており、ちょっとしたことで喧嘩になっていました。おそらくその時期はすでに男がいたんだと思いますが、温厚だった元嫁が怒りっぽくなっており、それに対抗するように言い合いをしていましたね。

娘に冷めた両親の姿を見せずに済んだ

自分の両親がそうだったせいか、自分は娘に冷めた夫婦の姿を見せたくありませんでした。特に喧嘩している姿なんてもっての外です。また家にいる時は死んだ魚のような眼をしていたので、そんな死人のような姿も見せたくなかったです。

自分の人間性を伸ばすことができた

離婚はどちらか一人の責任ではなく、夫婦お互いの責任です。今となっては元嫁にも感謝の気持ちを持てるようになりました。また自分が娘を引き取ったことに必ず意味があります。引き取るまで曖昧だった父親の自覚はシングルファーザーになったことによって完全に覚醒しました。

本当に好きな人に出会うことができた

メリットと言うと語弊がありますが、夫婦もまた出会いと別れの一つなんだと思います。元嫁と出会わなければ娘が生まれてくることはなかったですし、その後も出会いと別れを繰り返したからこそ心から愛する人と出会えたんだと思います。

まとめ

最初は大変だと思いますが、人間やってできないことはないと思っています。特にワンオペの方は本当に大変だと思いますが、子供が大きくなってくれば必ず楽になってきます。

また長い人生で見れば子供と一緒にいれる時間は意外なほど短いですよね。その間子供と一緒に成長することでまた新たな出会いが生まれます。

子供のために頑張っていれば必ず誰かが見てくれています。恋愛については少々不利になりますが、その分自分を磨けばきっといい出会いに巡り合います。ぜひ男を磨いていきましょう。

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