昔、僕が独立起業をした頃、当時付き合っていた彼女と再婚を考えたことがあったんですね。
しかし彼女は初婚。結婚の話を出した時4年付き合っていたんですが、彼女は子供がいる人と結婚はできないと言って去っていきました。
どうして4年も付き合ってたのに結婚は嫌だったのか…理由は色々あったと思いますが、結局子供がいるということを呑み込めないまま付き合っていたことが一番の原因だったと思っています。
別れから3年くらい経った頃、SNSでその彼女が結婚したことを知りました。
どういう人と結婚したかまでは興味はありませんでしたが、今思えばあの時結婚してなくて良かったと心から思っています。
なぜならその後僕も心から結婚したいと思う人と出会えたからです。
ただその当時はシングルファーザーって再婚するのは難しいなと感じていたので、僕の実体験を振り返りながらその難しい理由を解説したいと思います。
シングルファーザーの再婚が難しい理由3つとその解決方法について書いたので、今後再婚を視野に入れている人はぜひ読んでみてください。
再婚が難しい理由その1.周囲の反対
結婚において条件はとても重要ですよね。
当時の僕は独身だったら特に文句を付けられるような条件ではなかったかと思います。
でも僕が独立をしてしまったことで、彼女の周りから僕との結婚を反対されたそうです。
というのも彼女の住んでいる地域は結構な田舎で仕事は工場勤務でした。周りには農家か大手企業の工場しかない地域で、農家以外は雇われて働いているのが普通でした。
そんな環境にある会社で彼女の同僚はみんなそんな工場勤務をしているサラリーマンの奥様達。自営業なんて夢にも思わない人たちなので、そんなリスクを負うことは絶対反対なんですね。
でもその奥様たちの言っていることもあながち間違いではなかったかもしれません。
なぜなら僕の事業はうまくいかず失敗してしまったからです。それでも僕は起業したことに対し全く後悔していません。が、リスクを嫌がる彼女からしたら結婚しなくてよかったでしょうね。
周りの理解が得られない
子供がいるということ自体も彼女にとって負担だったようです。
人の関わることが苦手だった彼女からしたら、「彼氏の娘」をどう扱っていいか
分からなかったと思います。元々子供も好きでなかったので、何度か会わせましたが特に興味もなかったようでした。
ただ彼女がそのことを周りに相談してればそりゃ反対されますよね。
同じシングルファーザーも周りにいなかったようですし、離婚自体も白い目で見られる田舎では
そんな人と結婚なんて絶対止めた方がいいと言うに決まってます。
別れ話をした時、彼女自身も周り反対されたことが決めてとなったようです。
親に反対される
僕も人の親なので子供の幸せを願っています。それが普通ですよね。
でも人によってはシングルファーザーと結婚すると不幸になると思っている人も残念ながらいます。自分の子供ですら子育ては大変なのに、娘に他人の子供を育てるなんてできないと思っています。
またもしシングルファーザーと結婚してしまったら、まったく知らない人の血を引いた他人が孫になってしまうという思いもあるでしょう、そんな状況では可愛がれないんですね。
もしその後、娘が子供を産んだとしたら孫で同等の扱いはとてもじゃないができません。なので反対する親というのは娘というより自分のことを考えているのでは?と思ってしまいます。
再婚が難しい理由その2.シングルファーザー自身の問題
彼女を軽く扱っている
付き合った当初は子供もいることで気を使っていたかもしれませんが、
数か月もなれば彼女がしてくれることがだんだん当たり前に感じてしまう人もいます。
例えば子供の面倒を見てくれたり、ご飯を作ってくれたり、子供がいることで何かと
してくれたことに対し感謝の気持ちを忘れてしまっているかもしれません。
女性からしたら自分は家政婦じゃない、と思うでしょうし何のために付き合っているのか分からなくなり、このまま結婚することが不安に感じると思います。
僕も彼女に対し、何も言わず着いてくるので結婚も当たり前にするもんだと思っていましたから。そう考えると僕も彼女を大事できていなかったと思います。
結婚へイマイチ踏み出せない
今の生活で安定していたらわざわざ再婚しよという気持ちにはなりません。というより結婚してまた失敗したくないと思うのが本音です。
シングルファーザーは死別以外はほとんどが元嫁の有責で離婚している人が多いので、結婚後に女が豹変しているのを見てきています。今の彼女ももしかしたらなんて考えたら結婚しないで今のままの方が良かったりもしますよね。
だって最初の結婚も好きで一緒になったのに結果がこれですからね。
収入が厳しい
結婚する以上は子供を作ることを考えると思います。
その時家族を養えるだけの収入があれば問題ありませんが、現在の収入に不安があれば
本人はもちろん、彼女も結婚に対し不安になりますよね。
共働き前提であれば気にする必要はありませんが、もし彼女の方が家庭に入るつもりなら
収入は結婚を決断する上でとても重要になると思います。
僕も「公務員なら良かった」と言われました。
再婚が難しい理由その3.女性自身の問題
子供との関係で悩む
子供の年齢にもよりますが、いわゆる連れ子と家族関係を築けるかどうかだと思います。
もし子供が懐かなかったら…反抗期になったらどうしよう…そういった悩みは男性より
女性の方が持ちやすいのではと思います。
また自分が子供を産んだ子供と同じように接することができるかどうかも心配でしょうね。
シングルファーザーができる解決方法
理解ある人とだけ付き合う
当たり前ですが、最初から子持ちOKの人と付き合うことです。
シングルファーザーであれば同じ立場のシングルマザーと相性がいいかもしれません。
離婚の苦労話などで盛り上がるかもしれません。
また未婚の方でも子供がいても気にしない人もいます。
逆に結婚経験があるのでそういった経験値がある人を頼っている場合もありますので
マッチングアプリや結婚相談所で出会うといいでしょう。
人生経験がある人と付き合う
人との関わり方をある程度分かっている人じゃないと子供と良い関係は築けません。
また結婚に限らず色んなことに挑戦したり経験をしている人は、自分で状況を切り開く術を
知っています。もし子供との関係で悩んだとしても自分で解決できる力があります。
もし変化を望まない人だと、自分ではなく外部に幸せを求めるので、何か困難に当たった時
自分で解決しようとは考えません。
付き合い始める時に両親へ挨拶する
もちろん先々を考えて付き合うことを前提になりますが、ゆっくりと信頼関係を築くことで
人柄を理解してもらうことが大事です。
親の立場からしたら話くらいは聞いていても結婚するときにいきなり会うとなると
無条件で反対したくなるかもしれません。
彼女の実家が遠くてもお付き合いするときにきちんと挨拶に伺えば少なくともまともな人間だと
思われます。
その時に彼女の両親から離婚理由などいろんな質問をされると思いますが、包み隠さずすべて
話し納得してもらえれば一つハードルを越えたと言えるでしょう。
また可能な限り定期的に会うことで関係性が深まるので、緊張するとしてもそこは頑張るしか
ありません。
定期的に子供と彼女を引き合わせる
子供の年齢によりますが、彼女の両親同様回数を重ねて関係を深めていくのがベストです。
シングルマザーの友人は再婚しましたが、彼が付き合っている時から子供との関係を築き、
お父さんとお兄ちゃんの間くらいの関係になったことでスムーズに結婚に至ったと言っていました。
子供にとってはお母さんは一人しかいないので、彼女に母親代わりをしてもらうのではなく
まったく新しい関係を作るということを考えればストレスも少ないと思いますよ。
再婚したいと思っている人へ
子持ちの人との結婚は何かと難しいイメージがありますが、
実際は自分たちの努力でなんとかなります。
でも結婚してから苦労をしたい女性はいませんよね。
そのためシングルファーザーは敬遠されがちですが、
再婚したいと思うのであればふさわしい人を選ぶということが必要です。
お付き合いできると結婚できる人は違うこともあるので、
シングルファーザーもシングルマザーもその辺り見極めないと後々苦労してしまいます。
再婚がすべてではないので、ご縁がある方を大事していればいずれそういった方とも出会うでしょう。